滝沢研究室紹介

You can jump to the English site.

滝沢研究室は法政大学理工学部 創生科学科の一研究室である。滝沢誠教授の指導のもと分散システム, 特にデータベースネットワークに関する研究を行なっている。


[ネットワーク]

光ファイバ等を用いた数Gbpsの高速通信ネットワークが、2010年には、各家庭まで普及しようとしている。こうした高速通信ネットワークの普及により、テレ会議(teleconference)、テレ医療、テレ授業等の分散型応用が可能となってきている。こうした分散型応用では、複数のプロセスが一つのグループを構成し、互いに協調して動作する必要がある。
これまでのコンピュータで利用されいるOSI、TCP/IP等の従来の通信プロトコルは、二つのプロセス間での高信頼で効率のよい通信を行わせるものである。これに対して、分散型応用では、グループ内の複数のプロセスが、互いに通信しあえる必要がある。従来の通信を『線』の通信とすると、『面』の通信が求められる。こうした複数のプロセスが一つのグループを構成し、互いにメッセージを通信しあう通信を、グループ通信とする。グループ通信では、各プロセスから通信されるメッセージは、グループ内の複数のプロセスに届けられる必要がある。このとき、グループ内のプロセスにより送信されたメッセージは、グループ内の全宛先のプロセスが受信できたときのみ受信され、一つでも宛先が受信できないとき、どのプロセスもメッセージの受信を行わない必要がある。これを原子的受信とする。また、複数のプロセスがメッセージを通信している場合に、グループ内の各プロセスでの受信順序が問題となる。例えば、全プロセスで同一の順序で受信する全順序性、送信元の送信順序だけが保存される送信順序保存性といった順序がある。

[データベース]

現在の計算機システムは、複数の計算機が通信網により相互結合している。そのようなシステムを分散型システムという。分散型システムにおいては、同一のデータベースを複数の利用者が同時に利用することがありうる。そのような環境下ではデータベースは正しさを保てなくなったり、またスループットの低下が生じることがある。さらに、既存のデータベースを統合利用することが不可能であるといった問題がある。
ホームページに戻る